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海外で通用する実践英語

更新日:11月13日




【塾長の英語経験】


1)商社勤務時代の英語


鎌倉で塾を始めるまで、

私は、商社で8年間英語を使いながら、

紙の原料や製品の輸入業務を担当していました。


この輸入業務は、先輩や海外駐在員と一緒にチームで行う為、

一人で全ての仕事を英語でこなすということではなかったのですが、

この8年の間だけでも、英語で仕事をする機会は多くあり、

学生時代とは異なる実践英語を学ぶ良い経験であったと思います。



仕事では日常的に英語でメールを書いたり、

英文契約書を読み込んだりすることも、もちろん大変ではあったのですが、

私にとって最も緊張感を伴ったのは、英語での会話でした。



私は大学時代に、アメリカで1か月間の語学留学を経験し、

その後1年間、オーストラリアに行って、

現地の人とルームシェアをして過ごした時期があります。


そのため、商社に就職した時点でも、

日常的な英会話はそれなりにできたと思うのですが、

私の使う英語と、海外駐在経験のある先輩たちが使っている英語では、

語彙も、瞬発力にも大きな違いがあり、もっと英語力を鍛えなければならない

と思いながら日々仕事をしていました。





2)駐在地ブラジルでのポルトガル語習得


普段から仕事で英語を使いながら、

「英語圏に駐在になればもっと英語力を鍛えられる」

と思ったりもしていたのですが、

いざ決定した私の駐在地はブラジルでした。



ブラジルの公用語はポルトガル語のため、

仕事でもちろん英語も使う必要はあるものの、

ポルトガル語を一から学習する必要があります。


文法や単語などの基本レベルまでは、

日本国内で参考書を購入し、独学で準備をしましたが、

あとは現地の語学学校で2か月間マンツーマンレッスンを受けながら、

ポルトガル語会話を勉強することとなりました。



「現地での仕事はポルトガル語でないと通じない」

という話を事前に聞いていたので、

現地での最初の2か月間は、仕事の代わりに現地の語学学校に通わせてもらい、

毎日9時~17時までマンツーマンレッスンを受けました。


またレッスン後ホームステイ先に帰宅してからも、

翌日の授業で使う教材を用意したり、授業の復習をしたりと、

毎日10時間以上はポルトガル語漬けの毎日でしたが、

ポルトガル語の習得に集中できる環境を用意してもらえたことは、

本当に幸せなことだったと思います。



このマンツーマンレッスンでは、自分が話したい話題を毎日用意していき、

「先生とポルトガル語でとにかく話をすること」を重点的に行いました。


2か月のレッスン後にはすぐに

ポルトガル語で仕事をする環境になることを意識し、


・とにかく瞬発力を大事にすること

・完璧な文法ではなくても、話し続ける中で内容を相手に伝えること


この2点を重視してトレーニングをしたため、

文法を重視してきた英語の学習とはかなり異なる学習経験をできたと思います。





3)実践で役立つ英語力


このような英語やポルトガル語学習の経験をもとに、

塾でどのような形で英語を教えたら、


「生徒たちにとって役立つ英語力」


が身につくかを考えます。



私のポルトガル語の学習のように、

1日10時間を2か月間毎日続けるような英語学習は

中学生・高校生には難しいでしょう。


(数学や世界史や古文を学習する時間も、部活動の時間も必要です。)




また塾に通っていただくからには、

定期テストや受験を突破する英語力を

身につけてもらうことが大前提となりますので、

英会話を主体とした授業を行うことも難しいのが現実です。



しかし、せっかく英語を小中高と勉強するのであれば、

この受験勉強を前提とした英語学習の時間を通じて、

「海外でも通用する実践英語の土台となる力を少しでも身につけてほしい」

というのが、私の英語の授業方針となっています。






【 鳥飼塾の英語授業】


1)文法パズルは最低限


外国語である英語を、日本人が効率よく勉強するためには、

基本的な英文法の学習は欠かせないと思います。


英語の5文型がわかっているだけでも、

英語の理解がスムーズに進むと私は感じます。



一方で、

英文を沢山読んだり、リスニングをしたり、

単語や文章を何度も声に出して練習するような語学学習の基本

を疎かにして、


受験の文法問題で出るからという理由で、

小難しい文法事項をただ丸暗記するような

ゲームのような文法の勉強は最低限にしておくべき

だと思います。


(私自身は、中学も高校時代もこのようなゲーム的な文法の勉強に

かなり時間を割いてしまっていたと反省をこめて思います。)



このため塾の授業では、英文法の勉強をする際にも、

全文を音読したり、その日本語訳をすることで、

文法学習をパズルゲームとしてではなく、

英語の土台をつくる訓練の一環として学習するように意識しています。




2)英文は前から理解する(「前から読み」)


英語は日本語とは文法が異なるため、

日本語にきれいに訳そうとすると、

英語の文章の流れとは異なる語順に直す必要が出て来ます。



例えば、次の英文をきれいな日本語に訳してみます。


I think that the Japanese team is as strong as the other teams.

日本チームは他のチームと同じくらい強いと私は思います。



しかし、この日本語訳は英語の語順とは異なっており、

毎回このような日本語訳を考えていると、

英文を理解するのに必要以上に時間がかかってしまいます。


そのため、ネイティブの人たちに近いスピードで英語を理解するためには、

英語を英語の語順のまま、次のように理解していくことが必要になります。



I think that / the Japanese team is as strong / as the other teams.

私は思います / 日本チームは強いと / 他のチームと同じくらい



このように前から英文が理解できるようになると、

英文を、しっかりと意味を理解した上で、

素早く読み進めることができるようになるため、


塾では、中学1年生のうちから、

この「前から読み」で英語を読む練習をトレーニングします。



また、このように英文を前から理解できるようになると、

日本語を英語に直そうとするときにも(英会話、英作文でも)、

英語の語順で日本語を考えることができるようになります。


(自然な日本語)明日、9時に、駅で会おう。

(そのまま英訳) Tomorrow, at 9 a.m., at the station, let’s meet.


(英語語順の日本語)会おう/駅で/9時に/明日

(英語)Let’s meet /at the station /at 9 a.m./ tomorrow.



この「前から読み」ができるようになると、

英文を読むスピードが上がり、

挨拶などの定型文以外の英会話の土台も身につきます。


この学習法は一石二鳥で、実践英会話にも効果的ですので、

是非早いうちから始めることをお勧めします。




3)音読筆写で英語を身体に染み込ませる


入塾テストの際に、英語のテストを受けてもらって気づくのが、

生徒たちの「英文を書くトレーニングの不足」です。



「正解を1~4から選びなさい」

「()の中に単語を書きなさい」


といったような、記号問題や穴埋め問題であれば、

うろ覚えの知識でも正解できるかもしれません。



一方で、


「日本語の文章を英訳しなさい」


という問題になると、


1)正しい単語のスペル

2)冠詞・前置詞のつけ方

3)肯定文・疑問文・否定文のルール


など、多くの英文法の理解と応用が求められます。




こうなると、

基本例文を暗記するまで練習するトレーニングを

地道に積んだ人でないと正解にはたどり着けません。


(私の塾では、全ての基本例文を音読筆写で丸暗記してもらいます)



英語も日本語と同じ言葉です。


私たちが日本語を使えるまでに、

幼児期の地道なトレーニングとその後の学習の期間が必要だったように、


英語を習得する上でも、日本語と同様の

地道なトレーニングが必要なことは言うまでもありません。



正しい文法の基本例文を声に出しながら書き写す(音読筆写)

のトレーニングを継続することで、

簡単な英語であれば、英語のまま言葉が出てくるようになります。


例えば、


How are you?

Nice to meet you.

Can you open the window?    など。




このように英語のまま言葉が出てくる範囲が広がっていけば、

「実践で使える英語」の範囲も広がることになります。


この音読筆写を通じて、

少しづつ瞬時に出てくる英語フレーズを増やしながら、


少し難しい内容の時には、

英語の語順を意識して、日本語を英語に直すことで、

徐々に、学校英語が「海外でも通用する実践英語」に近づいていきます。




私自身も未だに

「きれいな発音で流暢に英語が話せる」

というような状態にはほど遠いですが、


ここに書いてきたような勉強を通じて、

「英語で意思を通わせることができる」

程度には英語が身についたと思います。



皆さんもせっかく英語を勉強する時間を取るのであれば、

受験にだけ通用する英語ではなく、

将来実践の場でも生かせる英語力を身につけてしまいましょう!




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