鎌倉の学習塾
中学受験準備・学習の6つの土台づくり
(小3・小4生対象 / 塾長ブログ8)
大手進学塾で、ハイレベルな集団授業を受ける前に
【バケツに水がたまる】(=学習内容が積みあがる)
状態はできていますか?
中学受験を目指すご家庭では、
小学校3年生の2月から、大手進学塾に入塾し、
集団授業を受講するのが平均的な状況になっています。
では、この大手進学塾の集団授業でどうしても出てきてしまう
・成績がスムーズに伸びていく生徒
・なかなか効果が出ず、成績が伸び悩む生徒
この差はどこからくるのでしょうか?
私は、この差は【入塾前の準備の差】とだと考えています。
小学校3年生の2月に、
中学受験に向けた本格的な勉強を開始するのであれば、
受験勉強の内容を3年間学習できることになり、
受験勉強の期間としては十分です。
しかし、一方で、3年間勉強した内容が
【頭の中にたまっていく状態】をつくれていなければ、
いくら塾の集団授業で机に座っていても、効果は期待できません。
(日本人の多くが、学校教育で6年以上英語を勉強しても、
英語をコミュニケーションの道具として使いこなせていない状況が、
【頭の中にたまっていかない状態】での勉強の例です。)
では、どうすれば、
勉強した内容が【頭の中にたまっていく状態】をつくれるのでしょうか?
そのためには
【学習の土台】を
【マンツーマンのトレーニング】を通じて作ること
が重要だと私は考えます。
私の考える【学習の土台】とは、
下記6つをできるようにすることです。
【学習の6つの土台】
・勉強時間を決める
・ノートの書き方
・丸つけと復習の仕方
・暗算のスピードと正確さ
・漢字の練習の仕方と確認テストでの100点の取り方
・本を読み、作文をする習慣
*この6つの詳細は、
「塾長ブログ7 中学受験個別指導」より抜粋したものを
このブログの最後に載せておきます。興味のある方はお読みください。
この6つの【学習の土台】を、
マンツーマンのトレーニングを通じて身につけることで、
集団授業を受けるパフォーマンスに大きく差が出ます。
冒頭の話(「バケツに水がたまる状態」)に戻りますが、
バケツにいくら水を入れても、
バケツの底に大きな穴が開いている状態では、
水はどんどんこぼれ落ちるだけです。
鳥飼塾の「中学受験準備授業(小3・小4生対象)」では、
中学受験を目指して、
・小学4年生から大手塾への入塾を考えている「小学3年生」
・小学5年生から大手塾への入塾を考えている「小学4年生」
を対象に、
1クラス5名までの少人数指導(火・金 16:30-17:50)を行っています。
(高校受験コースの小5生と合同授業の形となります。)
*1対1での個別指導をご希望の方は、個別指導でのトレーニングも対応いたします。
詳しくは「個別指導(中学受験)」のページをご確認ください。
1年間の通塾で、
バケツの穴を埋めるための「学習の6つ土台」を
一緒にトレーニングしませんか?
下記より、お問合せいただき、詳細をご確認いただければ幸いです。
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【学習の6つの土台づくり】 対象:小3~小4生
1)1週間の学習スケジュールづくり
2)ノートの書き方
(文字の大きさ・丁寧さ・計算式の書き方など)
3)丸つけと復習の仕方
4)暗算特訓
5)漢字特訓
6)読書・要約
1)1週間の学習スケジュールづくり
勉強ができるようになるためには、
「1日の生活の中に勉強時間があるのが当たり前」
という状態を早くつくることが大切です。
学習内容は、
単純なトレーニングメニュー(計算・漢字など)
少し知的好奇心をくすぐるもの(算数パズル・読書など)
を組み合わせて、飽きずに毎日短時間続けられるものがよいと思います。
まずは1週間の学習スケジュールをつくり、
決まった時間に机に座ることから始め、
計算と漢字の練習を30分、読書を30分など
少しずつ時間を増やしていくようにします。
個別指導では、一緒に学習スケジュールを作成し、
手帳への記録などを通じて、勉強習慣をつくることをサポートします。
2)ノートの書き方
(文字の大きさ・丁寧さ・計算式の書き方など)
これまで生徒を指導してきた経験から、
ノートの書き方と生徒の学力は、かなり関係が深いと思います。
学力が思うように伸びていかない子、とにかくミスが多い子には、
以下のような特徴が見られます。
〇字の書き方が雑で読みにくい
(本人でも読み返せない)
〇字が大きすぎたり・小さすぎたり、
その場で必要な大きさになっていない。
〇問題文に線を引くなどのチェックなどを全くせず、問題を読み違える。
〇算数のひっ算のたて列があっておらず、答えが合わない。
問題が解けない原因が、
上記のようなノートの書き方・メモの取り方にある場合、
まずはこの点を徹底的に直すところから始めない限り、
いつまでたっても、間違いだらけのまま、
なんとなく勉強をダラダラ続けることになってしまいます。
癖になってしまっているものを直すのはなかなか難しく、
おかしな点を生徒本人に気づいてもらう根気のいる指導になりますが、
集団指導で改善するのは非常に難しく、
個別指導を通じて時間をかけて指導いたします。
3)丸つけと復習の仕方
生徒を指導していて意外とできていない子が多いのが、
この「丸つけ」です。
〇問題を解きっぱなしで丸つけをしない
(おそらく誤答を確認したくない)
〇丸つけをほかの人にやってもらっている
(その後に誤答の確認はしない)
〇10ページの宿題を全て解いたあとに、
10ページ分全部丸つけをする
(1ページ目に解いた内容はすでに忘れてしまっている)
上記のような丸つけをしていては、
せっかく解いた問題の効果が半減してしまいます。
丸つけをする意味は、
「自分が間違えてしまった問題を確認し復習すること」です。
個別指導では、効果的な丸つけとその後の復習の仕方を
身につけていただき、ご自宅での学習効果を高める授業をいたします。
4)暗算・5)漢字特訓
100マス計算などを利用した暗算特訓を通じて、
受験算数にかかせない「数字を自由にあやつる力」を身につけます。
この計算の基礎力がなくては、応用問題を解く力は身につきません。
半年ほど毎日訓練を続ければ、
だれでも暗算力は身につきますので、
本格的な受験算数が始まる前に、
一緒にトレーニングすることをお勧めします。
また、漢字特訓では、
模範の漢字をしっかりとみて、その字を間違えずに真似る力
を身につけます。
漢字の細かい部分までしっかりと自分で確認をできることは、
問題文の細部までしっかりと確認して問題を解く力に通じます。
暗算や算数パズルのように
「タイムを切れない」「解けない」ということはないため、
毎日の継続がしやすく、
中学受験に最も重要な【勉強を継続する力】を鍛えることができます
6)読書・要約トレーニング
国語の受験勉強で不足してしまいがちなのが、
「楽しみながら文章を読むこと」です。
自分自身の話になりますが、
私の得意科目は算数(数学)で、国語の読解は苦手でした。
そのため問題文を読んでも、文章自体の内容を楽しんだり、
しっかりと理解したりするよりも、
設問になっている箇所を断片的に読み取る技術の習得
にばかり取り組んでしまい、
ずっと文章を読むことにはかなりの抵抗を持ったまま、
そして国語に対する苦手意識をもったままで、
高校受験も大学受験も苦労することになってしまいました。
大学時代に、
本を読んでレポートを書く(数千字程度)課題が頻繁に出され、
そのタイミングで
ようやく本格的に毎日読書をするという習慣が身につきましたが、
この期間に読書習慣が身についたおかげで、
今では国語の読解も自信をもって指導できるまでになりました。
国語を得意科目にするには、継続して文章を読み、
文章を読むことに対する抵抗感をなくしていく必要があります。
自分のレベルや好みにあった文章を読み、
要約や感想を、書いたり話してもらったりしながら、
受験国語の基礎を個別指導でつくる授業をします
上記のような内容に、ご興味を持っていただけるようであれば、
鳥飼塾の中学受験準備授業(小3・小4生)で
一緒に基礎力をトレーニングしましょう!