中学受験個別指導(塾長ブログ7)

個別指導で私が最も心掛けていることは、

【総合的なサポートで結果を出す】

 

ことです。

 

【結果】と一口に言っても、
それは個別指導を受講いただく目的によって様々です。

 

個別指導の目的が、

〇〇中学合格であれば、合格という【結果】

苦手科目の克服であれば、苦手科目の点数アップという【結果】

学習の基礎づくりであれば、毎日の学習の継続という【結果】 を出せるか。


この【結果を出す】ということにこだわって指導をしたいと考えております。

(その分、指導は「やさしい」というよりは「厳しめ」だと思います。)

 

個別指導で結果を出すために非常に重要になるのが、
個別指導開始前に行う【面談】です。

面談では、お子様の学習状況をお伺いし、学力確認テストを受けていただきながら、
皆様の個別指導を受ける目的に合わせて、
【学習におけてサポートすべき点】を探します。


例えば、「苦手科目を克服したい」というご希望がある場合でも、
個別指導の時間に、その科目のテキストの授業をするだけでは、
「苦手科目を克服する」という【結果】を出すことは難しいこともあります。


勉強に対する意識を、
「やらされるもの」から「自らやるべきもの」
気づいていただくことが最も大事な一歩かもしれません。

あるいは1週間の学習スケジュールを一緒に作成したり、
効果的な復習の仕方を指導することで、
勉強の習慣を身につけていただき、

塾での個別指導の時間だけでなく、
学校の勉強も含めた普段の学習を効果的に進めること

「苦手科目を克服する」という【結果】を出すことにつながります。

また、指導させていただく頻度や時間数によっても効果は大きく変わってきます。

一般的には、個別指導の最初の期間では、
これまでの勉強の仕方を大きく変えていく必要があることから、
受講回数や時間数を多く設定していただき、

(最適な回数や期間は、個別指導の目的やお子様の学習状況によって異なってきます。)

勉強に慣れてきて、学習がスムーズに進むようになった頃に、
指導回数や時間数を減らしていくと効果的な指導になります。

【学習における改善すべき点】も【必要な指導時間数】も人それぞれですので、
授業を進めながら、その人の「学習のツボ」となる部分を探し、
 

授業時間外の学習も含めて総合的にサポートをしながら【結果を出す】ことができるのが、
個別指導の良さであると私は考えます。

ここからは、下記項目の順に、
中学受験を目指す生徒への個別指導の例をいくつか示し、
具体的なイメージをもっていただければと思います。

【鳥飼塾の個別指導(中学受験対策)】

1)過去問対策
2)苦手科目指導

3)学習のベースづくり

4)個別指導における注意点
 

1)過去問対策    対象:主に小6生

個別指導で結果が出せる、最もわかりやすい授業は、
「過去問対策(志望校対策)」だと思います。

私自身が中学受験をするとして、個別指導を依頼するとしたら、
この過去問対策を一番にお願いすると思います。


私自身は高校受験や大学受験を経験した際に、
志望校の過去問で以下のような悩みを持っていました。

【過去問対策における私の悩み】

1ー1)過去問(本)の解説がわかりづらい。

  自分の回答が間違っている理由がわからない。


1-2)あと+30点取るには何を対策したらよいか。
 

1-3)志望校の問題の傾向と対策を一緒に考えてくれる人が欲しい。
 (質問できる相手がほしい)


1-1)過去問(本)の解説がわかりづらい。

  自分の解答が間違っている理由がわからない。

過去問(本)の解説は、紙面が限られていて簡単な説明しかないことや、
こちらの反応を見ながら講師が直接解説してくれるわけではないため、
(最近は動画解説も一部ありますが)
過去問の解説だけで理解するのは難しいと思います。

また、国語の記号選択問題で多いのですが、
「なぜ(①)が正解ではなくて、(②)が正解なのか」
その根拠がわからないということも多いかと思います。

そんな悩みがあるときに、
個別指導で一緒に過去問対策ができれば、
わかりにくい解説に悩むことも、自分の解答がどうして間違いなのかも、
その場ですぐに解決していくことができます。


1-2)あと+30点取るには何を対策したらよいか

過去問を解き、合格点まであと30点不足しているとき、
自分がこれから何をどのように対策すれば、この30点が上積みできるのか、
悩むことも多いのではないかと思います。

このような時にも、過去問を解いた際の正答と誤答を一緒に確認しながら、
どの科目のどの部分を上積みすることができそうか、
そのためにどのような勉強をすべきか、
一緒に考えて細かく対策をたてられることも、個別指導ならではだと思います。


1-3)志望校の問題の傾向と対策を一緒に考えてくれる人が欲しい。
 (質問できる相手がほしい)

試験問題には、志望校ごとの特徴があります。

例えば、

 

〇毎年、問題形式がほぼ同じなため、過去問を数年分解くとパターンに慣れて、
 点数アップが期待できる学校。

 

〇国語の選択肢問題に癖があり、その癖を把握しておく必要がある学校。

 

〇算数の計算問題が、きれいな整数の答えになる学校。ならない学校。

 

〇算数で差がつく学校。4教科全てがバランスよく難しい学校。

などなど、過去問を解いてみると、その傾向がつかめるようになります。

自分の志望校や併願校がどのような特徴のある問題を出す学校なのかを知ることは、
その学校が求めている生徒像の理解にもつながりますし、
その学校への合格確率を高めることにも確実につながります

そのような学校ごとの問題の特徴を一緒に確認しながら、
お子さんの特徴にあった学校を選択し、
その学校に合格するための対策を一緒に立てることができます。
 

2)苦手科目指導 対象:小3~小6生

中学受験で合格するためには、必要な科目をバランス良く勉強し、
苦手科目で極端に足を引っ張られることがないようにする必要があります。

極端に苦手な科目があると、
塾でその科目の授業を受けることが苦痛になり、
勉強全般の意欲が低下してしまったり、

受験本番でもその苦手科目が原因で
最終的に志望校を変更しなければならなくなってしまうことも多いと思います。

苦手科目に対する個別指導の良さは、

2-1)教えるスピードを調節できること(質問しながら進められること)
 

2-2)必要な指導内容に絞って授業ができること

だと思います。

2-1)教えるスピードを調節できること(質問しながら進められること)

集団クラスの授業では、毎回決まったカリキュラムに沿って、
一定のスピードで授業を進めることになります。

一方で、個別指導では、

小5生でも小4の内容の復習をするなど
学年を越えて必要な内容を再度授業したり、
教えるスピードやレベルも、その生徒の理解度に合わせて調節することが可能です。

また、1対1ですので、わからない部分を
その場ですぐに質問することももちろんできます。

2-2)必要な指導内容に絞って授業ができること

集団クラスの授業では、毎回決まったカリキュラムに沿って、
全ての内容を授業する必要があります。

一方で個別指導では、

その生徒の苦手部分にフォーカスし、
まずは苦手を克服するのに必要な部分のみを選んで指導することができます。

例えば、国語の文章題が全く解けない場合には、
難しい論説文よりも、比較的読み取りやすい物語文に集中的に取り組んだり、
設問を解くよりも、まずは文章を読んで大意をつかむ訓練を積んだりと、
指導内容を選びながら進めることができます。
 

3)学習のベースづくり 対象:小3~小4生

中学受験を本格的に始める前後の時期(小3~小4)に効果的なのが、

【学習の土台をつくる】授業です。

【学習の土台をつくる】とは、以下のようなことが挙げられます。

3-1)1週間の学習スケジュールづくり
 

3-2)ノートの書き方・メモの取り方

(文字の大きさ・丁寧さ・計算式の書き方など)
 

3ー3)丸つけと復習の仕方
 

3-4)暗算・漢字特訓
 

3-5)読書・感想文

本格的に受験勉強に入る前に、この学習の土台づくりをしているかどうかで、
その後の学習がスムーズに進むかどうかが大きく分かれることになります。

中学受験クラスに入る前に、
是非この土台づくりができているかを確認していただければと思います。

3-1)1週間の学習スケジュールづくり

勉強ができるようになるためには、
「1日の生活の中に勉強時間があるのが当たり前」
という状態を早くつくることが大切です。

学習内容は、

単純なトレーニングメニュー(計算・漢字など)
少し知的好奇心をくすぐるもの(算数パズル・読書など)

を組み合わせて、飽きずに毎日短時間続けられるものがよいと思います。

まずは1週間の学習スケジュールをつくり、決まった時間に机に座ることから始め、
計算と漢字の練習を30分、読書を30分など少しずつ時間を増やしていくようにします。

個別指導では、一緒に学習スケジュールを作成し、
手帳への記録などを通じて、勉強習慣をつくることをサポートします。


3-2)ノートの書き方・メモの取り方

(文字の大きさ・丁寧さ・計算式の書き方など)

これまで生徒を指導してきた経験から、
ノートの書き方と生徒の学力は、かなり関係が深いと思います。

学力が思うように伸びていかない子、とにかくミスが多い子には、
以下のような特徴が見られます。

〇字の書き方が雑で読みにくい(本人でも読み返せない)
 

〇字が大きすぎたり・小さすぎたり、その場で必要な大きさになっていない。
 

〇問題文に線を引くなどのチェックなどを全くせず、問題を読み違える。
 

〇算数のひっ算のたて列があっておらず、答えが合わない。

問題が解けない原因が、
上記のようなノートの書き方・メモの取り方にある場合、

まずはこの点を徹底的に直すところから始めない限り、
いつまでたっても、間違いだらけのまま、
なんとなく勉強をダラダラ続けることになってしまいます。

癖になってしまっているものを直すのはなかなか難しく、
おかしな点を生徒本人に気づいてもらう根気のいる指導になりますが、

集団指導で改善するのは非常に難しく、
個別指導を通じて時間をかけて指導いたします。

3-3)丸つけと復習の仕方

生徒を指導していて意外とできていない子が多いのが、この「丸つけ」です。

〇問題を解きっぱなしで丸つけをしない(おそらく誤答を確認したくない)
 

〇丸つけをほかの人にやってもらっている(その後に誤答の確認はしない)
 

〇10ページの宿題を全て解いたあとに、10ページ分全部丸つけをする
 (1ページ目に解いた内容はすでに忘れてしまっている)

上記のような丸つけをしていては、せっかく解いた問題の効果が半減してしまいます。

丸つけをする意味は、

「自分が間違えてしまった問題を確認し復習すること」です。

個別指導では、効果的な丸つけとその後の復習の仕方を身につけていただき、
ご自宅での学習効果を高める授業をいたします。

3-4)暗算・漢字特訓

100マス計算などを利用した暗算特訓を通じて、
受験算数にかかせない「数字を自由にあやつる力」を身につけます。

この計算の基礎力がなくては、応用問題を解く力は身につきません。


半年ほど毎日訓練を続ければ、だれでも暗算力は身につきますので、
本格的な受験算数が始まる前に、一緒にトレーニングすることをお勧めします。

また、漢字特訓では、
模範の漢字をしっかりとみて、その字を間違えずに真似る力を身につけます。


漢字の細かい部分までしっかりと自分で確認をできることは、
問題文の細部までしっかりと確認して問題を解く力に通じます。

暗算や算数パズルのように「タイムを切れない」「解けない」ということはないため、
毎日の継続がしやすく、中学受験に最も重要な【勉強を継続する力】を鍛えることができます

3-5)読書・感想文

国語の受験勉強で不足してしまいがちなのが、

「楽しみながら文章を読むこと」です。

自分自身の話になりますが、
私の得意科目は算数(数学)で、国語の読解は苦手でした。

そのため問題文を読んでも、文章自体の内容を楽しんだり、
しっかりと理解したりするよりも、

設問になっている箇所を断片的に読み取る技術の習得にばかり取り組んでしまい、

ずっと文章を読むことにはかなりの抵抗を持ったまま、
そして国語に対する苦手意識をもったままで、

高校受験も大学受験も苦労することになってしまいました。

大学時代に、本を読んでレポートを書く(数千字程度)課題が頻繁に出され、
そのタイミングでようやく本格的に毎日読書をするという習慣が身につきましたが、
この期間に読書習慣が身についたおかげで、
今では国語の読解も自信をもって指導できるまでになりました。

国語を得意科目にするには、継続して文章を読み、
文章を読むことに対する抵抗感をなくしていく必要があります。

自分のレベルや好みにあった文章を読み、
要約や感想を、書いたり話してもらったりしながら、
受験国語の基礎を個別指導でつくる授業をします。
 

4)個別指導における注意点

■短時間での受講では効果は限定的

私は大学時代に家庭教師をしておりましたが、
週に1回1時間、1時間半という指導も経験してきました。

勉強習慣がないお子様に、家庭教師が来ている時間だけでも、
少しは勉強をしていただくという意味では、
まったく効果がないとは言えませんが、

 

週に1回1時間~1時間半では、
宿題や前回の授業内容の確認などの話をしたりする時間を除くと、
新しい内容を教える時間は非常に限られてしまいます。

 

上記のような理由から、
私の塾での個別指導は、短くても週1回2時間からとさせていただき、
個別指導の内容にもよりますが、
最初の数か月間は週2回で少し多めに授業を行うことをお勧めしております。

■焦りは禁物(着実に1歩ずつ成長の階段を上がる)

例えば、中学受験の算数に悩みを持つ生徒がいるとします。

このお子さんの悩みが、

「つるかめ算や倍数算は問題ないが、面積図の使い方が苦手」

というように、ピンポイントにできないものがある場合であれば、
面積図の使い方を集中的に授業すれば、個別指導の効果は出ると言えます。

一方で、お子さんの悩みが、

「つるかめ算も倍数算も面積図もなんだかよくわからない」

という中学受験算数全般に対する苦手意識を持っている場合には、

 

つるかめ算などの公式を利用した具体的な解き方を教えていくよりも、

 

公式の丸暗記ではなく、
もっと手を動かしながらつるかめ算の意味を感覚的に理解したり
計算特訓で算数の基本である計算への苦手意識をなくしたり、

毎日の勉強習慣を身につけて、勉強全般を継続する中で思考力の底上げを図る
といったような学習の土台作りを重視した指導のほうが長い目で見たときに効果が出てきます。

 

できれば、すべてのお子さんに対して
1か月で「+20点」というような効果を出せるとよいのですが、

その+20点がテスト前の公式の詰め込みによるもので、
1か月後にはすべて忘れてしまい、元通りになって戻ってしまうような勉強では、
あまり効果はないと思います。

 

 

少し話はかわりますが、

たとえてみると、勉強はダイエットと同じです。

「これを飲めばすぐにやせる!」
というような、魔法の飲み物は存在しません。

このような甘い文句に惑わされることなく、
「日々の食生活の改善」と「継続的な運動」がダイエットに効果的なように、

勉強も「日々の学習習慣の改善」と「継続的な指導」を通じて、
着実に成長の階段を上がっていくことが大切だと思います。

上記のような内容に、ご興味を持っていただけるようであれば、

鳥飼塾の個別指導で一緒に中学受験合格を目指しましょう!